2022年7月31日〜31日開催のこのツアーは、コロナ第7波のさなか直前まで開催について悩みましたが、通常の感染防止に加え、参加者全員が72時間以内の陰性検査をすること、プログラムの変更も受け入れること、を条件に、みなさんのご協力のもと、無事にツアーを終えることが出来ました。
なにより先にご協力頂いた皆さまに感謝を申し上げたいと思います。
今回のあぶロマツアーは、お申し込み数が定員を超えてしまったので、厳正なる抽選を行ない、7組13名の皆さまにご参加頂きました。
定番の「ウエルカムカレー」とミーティングをしてから、会場を「葛尾大尽屋敷跡公園」に移し、お初の「ツリークライミング」。
参加者全員初体験でした。
平均年齢高目(失礼)のあぶロマツアーにしては、たいへんアクティブなプログラムと思われましたが、百聞は一見に如かず。木にむきあい、きちんとした装備、対策をお勉強して登ってみると、初めて見えた景色に感動と自然への感謝の気持ち、自力で登れた達成感に参加者全員が大満足でした。
竹細工は近くの集会所で、あぶロマツアーでは木工でお馴染の高野先生と、ペン立てと菜箸を作りました。
作るだけでなく、竹についての深いお話や、利用法などのお話もしていただき時間が足りないくらいでした。
せせらぎ荘に戻ってからは、お風呂と食事のための2時間のフリータイムです。
みなさん、一息つけたでしょうか
そして、あぶロマの夜のお楽しみ。てらきん先生の天文講座と星空観測です。
外はあいにくの曇り空のようですが、「星座とか星空は専門外で・・」とご謙遜されながら、ちょこちょこ雲行きをチェックしてくださって、お部屋でのお話しの後に外に出てみたら、、、、「星がみえてきた!!」って、すごいでしょ。雲の切れ間の幸せに出会えちゃいました。
2日目はさわやかな朝のお散歩からのスタートです。
せせらぎ荘から、きらきらの朝露の中を歩いて、妙見神社までお出かけします。途中、リーダーさんからお花やキノコ、樹木のお話など聞きながら、お話も盛り上がってあっという間の1時間でした。動いた後はごはんも美味しい!
朝食の後は、てらきん先生のどまんなか「月探査講座」です。月探査ロケットがまもなく打ち上げられる予定とのことでタイムリーなお話と最先端のロボットのお話などなど、先生の楽しい話術に聞く方も大盛り上がりです。講師との距離が近いのって、あぶロマツアーの宝物ですね。
プログラムはそば打ち体験からの変更で、「R399あぶロマ街道の今を伝えるバスツアー」です。
あぶロマ街道の国道399号線は、浪江町から飯舘村に抜ける区間が、ツアー現在11年前の原発事故の影響で未だ通り抜けられません。浪江町の通行規制のゲートのあるところまで、バスに乗って行ってみます。ガイドを務めるのは、まさにまだ帰れない浪江町津島地区の住民の紺野副会長です。現地の生の姿をみていただきました。
いよいよツアーも終わりに近づき、昼食とさよならミーティング。
昼食のメニューは、天ぷらそば(凍み餅のデザート付き)です。
食事メニューはは感染防止のために、すべてを固定スタッフが行ない、極力地元の農家さんからゆずられた食材等を使い、郷土色たっぷりの献立としました。お野菜のおいしさは、参加者全員が感じてくれたようで、うれしい限りです。
量が多かったのはちょっと時代に逆行していたかもなのですが、「足りなかったら申し訳ないから。。」という母心なのでした。どうかご容赦ください。
楽しい時間はあっという間。
みなさま、本当にありがとうございました!
冬のツアーも開催予定です。また一緒にあそびましょう♪