料理名:凍み餅焼き
制作者:松本順子さん(葛尾村)
制作年月日:2014年2月13日
<材料>
凍み餅
しょうゆ
海苔
サラダ油
<作り方>
・凍み餅は、たっぷりの水につけて一晩かけて戻し、水気を拭き取る。
・フライパンにサラダ油を熱し、凍み餅を焼く。
・やわらかくなって中まで火が通ったら、しょうゆをつけて海苔で巻く。
最近の凍み餅は、型にいれて作るためにほとんどが半月型ですが、以前はのし餅にして作っていたので、四角でした。
凍み餅は、もち米とうるち米とゴンボッパで作ります。
ゴンボッパは、ゴボウの葉ではなく、ゴボウの葉に似ているオヤマボクチというキク科の多年草でアザミの仲間です。夏のうちに集めて、乾かして保存して、凍み餅の材料になります。
ついて成型した餅は、水の伝い具合のちょうど良いワラでのれんのように吊るして、一晩凍みあげて、家の中で乾燥させ、できあがります。
春に植えた稲でとれる米、秋に刈り取って作ったワラ、夏に集めて乾燥したゴンボッパ、冬の寒さ、と凍み餅は一年間の手間ひまかけて作る食材です。